合格発表が何と言っても一番の衝撃であることは間違いないものの、そんな衝撃の最中にさらりと本試験の日程が例年から変更されることが発表されています。
例年、8月の最初の週の火、水、木でしたが、来年の本試験は8月の18-20日に行われる予定になったようです。
個人的には、合格して数年たっているので、もう受験することがない試験となるので実感が薄いのですが、現在受験中の人たちにとってはどういう影響があるのでしょうか?
よくわかりません。
少なくとも、受験生(特に受験専念組)にとって8月の本試験後から9月の新クラス開講までは基本的に休みの期間でした。
その1カ月近く休みがあったのが、10日ほどの休みになるということです。
10日あればそれなりの休暇ではあるので、とりたてて問題はなさそうですが、日本人の特徴として「休暇を取る」ということがあまり上手ではないと思います。
良い意味では、勤勉であるということですが、裏を返せば
いわゆる「刃を研ぐ」ことがおろそかになりがちということになると思います。
根を詰めて取り組んで何かが生み出されることもあれば、アルキメデスのようにお風呂に入った時に、解決策がひらめくこともあります。
バランスをとるのはなかなか難しいことです。
とはいえ、通常、リフレッシュした状態で仕事にしても、勉強にしても行うならば、すり減った状態で行う時よりも良いものができるものです。
人間に無限の力があるわけではないですから、これは当然です。
誰でも、眠らなければ生きていけません。
この1カ月が10日になるという状態で、リフレッシュできるかどうかということが受験生にとって精神的にも肉体的に健康的に勉強できるかどうか分かれ目になりそうな気がします。