「歌にするなんてやたら時間がかかってしょうがない」
という声もたまに見かけます。
結論から言えば、そんなわけはありません。
そんなことを言う人に限って、本試験当日に時間ぎりぎりまで理論マスターや理論サブノートを必死で見ています。読んで書いてを繰り返す暗記方法で結局、時間が足りなくなっています。。。(なによりその方法では「ど忘れ」の恐怖にとらわれつづけます。)
眺めているものがテキストでなく、理論マスターや理論サブノートですから、採用した暗記法が「時間がかかってしょうがない、全然、時間が足りない」と自ら示しているわけです。
※「替え歌のせいで時間がかかる」というより、理論暗記に時間がかかる主な理由は、「税法理論の量が膨大」だからです。
とはいえ、替え歌で覚えると、実際のところどの程度時間がかかるのでしょうか?
さすがに、個々の人が替え歌を作るスピードがどの程度なのかがわからないので、厳密に何時間とは言えません。
まずは、自分で1曲作ってみて、その時間を測り、
そして、その1曲を完璧に歌えるようになるのにどのぐらい時間がかかるかがだいたいの目安になります。
「無料で試してみたい方へ」をご覧ください。
あとは、「どの程度覚えるのか?」つまり、何曲覚える予定なのかということで、かかる時間が決まります。
500曲という人であれば、何ヶ月かそれなりの時間がかかります。
逆に、明日が試験だから「とりあえず5曲」という人であれば、一夜漬けでも可能になります。効率的に覚えるノウハウも収録されているので、頑張れば10曲ぐらいなんとかなるかもしれません。
その暗記量については個々の人で考え方がいろいろ違うのが現状です。専門学校もいろいろあり、大手の「資格の大原」も「脱・丸暗記」とうたっているぐらいですから、暗記量についての考え方に差があることは確かなようです。
それで、暗記すべき曲数が少ないと判断する人は、比較的短時間で暗記が終わりますし、曲数が多い人は時間がかかります。
書籍にも税理士試験の暗記量について触れた部分はありますが、その年の受験においてどの程度の量を暗記すべきなのかということは、年度や科目によって変わってきます。
専門学校が何年も研究して講師陣が分析していますから、そちらの考え方が有効です。
学校によって差があることは、問題ではありますが、それぞれそれなりの考え方なのだと思います。
しかし、どんな暗記量についての考え方であっても、『税理士試験-替え歌暗記法』のノウハウをもってすれば、1年かければ(どの税法科目の理論であっても)、理論マスター、理論サブノートいずれであっても、すべての理論をそれほど無理なく丸暗記できます。
暗記量としては、最大量の法人税法の理論を完全に一字一句だとしても「1年でサザンオールスターズの楽曲すべてを歌えるようになる」という程度の量にすぎないからです。
純粋な文字の量としてはそんなものです。
結構なファンになれば歌えてもそれほど驚きじゃないかなと感じると思います。ですから、さほど無理のない量である、ということは感覚的に伝わると思います。
これまでは専門学校のパンフレットに各科目の「学習時間のめやす」が出ていました。そして、よくよくみると片隅に小さな文字で「理論暗記のための時間は含まれていません」と書いてあるオチに多くの人が何万円という学費を支払った後、愕然とさせられるということが、あるあるネタのように話されてきました。
一方、『税理士試験―替え歌暗記法』では現実を正確に表現して「ある程度時間がかかる」と書いています。とはいえ、合格のために理論暗記に要する最終的な消費時間としては読んで書いてを繰り返すような他の暗記方法よりもはるかに費やす時間は少ないと思います。
実際、きちんと『税理士試験―替え歌暗記法』を一年実践した人は、勉強時間が結局足りずに、本試験当日に直前まで必死に理論教材を眺めるなんてことをしなくても合格できるはずです。
個人的な実感からすると、最終的に『替え歌暗記法』以上の時間短縮をできるのは、「映像記憶ができる天才」ぐらいなものです。