全巻、完成したわけでもないですが、割と好評なので良い点をまとめてみました。『税理士試験-替え歌暗記法』で替え歌を自作することにより得られる効果以外の効果をあげてみました。
①替え歌を作成する手間が省ける
『税理士試験-替え歌暗記法』でも書いたように、替え歌作成にはそれなりの時間を要します。それが完成しているわけですから、時間がない方などには役立ちます。
「都道府県の県庁所在地だけ替え歌にしてみよう」とか「徳川将軍の名前を替え歌にしてみよう」といった感じで替え歌1曲作るだけなら自分の好きな曲で適当に作ればいいので安易なものですが、税理士試験の理論は相当数の曲を使いますのでそういうわけにはいきません。当然、同じ曲を使い続けるわけにはいかないので、
①替え歌に向いている曲を選曲して
②曲の長さと理論の長さの配分も考えて
③曲がかぶらないように割り振って
④おぼえやすい替え歌になるよう注意を払って
⑤それを歌詞カードにして
⑥録音して
となると、それぞれの行程にコツが必要なうえに間違うと全部作り直しになるので、慎重に進める必要があります。やはりそれなりの時間がかかります。
その点で、税法のものだと1曲100円程度で購入できる理論ソングブックは、時間がない方には有効になります。
また、自分では替え歌を作れないという人にも役立ちます。
②分割再生ができるように設計されている。
理論暗記の基本として
「小分けにして暗記する」
というテクニックがありますが、これが実にやりやすいです。弱点部分だけをひたすら繰り返すことができます。
自作の替え歌では、分割作業というのは実に面倒です。
③まとめて再生できる
理論ソングブックごとに全曲まとめて再生する機能があります。
CDアルバムが学生の頃全盛期の時代だったので、学生のころはCDアルバムを割と聞きました。
そんなにお金もないので、特定のアルバムを何度も聞くわけですが、何度も聞いていると曲順を自然に覚えてしまいます。
今でもiPodで曲を聴いて、ランダム再生になっていても「この曲の次はあの曲だ」と思ってしまったりします。
『歌で覚える』ことの特徴として、「小分けで覚える」以外に、数曲をひとまとめの曲として覚えるということができるようになります。
長時間の再生時にはiPod touch等が自動ロックになり再生が止まることがあります。「設定」から「自動ロック」を「しない」設定にして長時間再生しましょう。
③クラシックの名曲と接することができる。
著作権が切れた楽曲ということで童謡やクラシックの曲が使われています。個人的にクラシックの曲を聞く習慣はなかったのですが、制作にあたっていろいろ聞きました。
結論としては、やはり名曲です。
意外と知っている曲も多いですし、知らない曲でもさすがのメロディーラインです。
聞き続けて不快なものではありません。
計算の総合問題を解きながらかけ続けることができます。
④自分の声でない
これが意外と大きなメリットです。
よほど歌がうまい人でないと、自分の替え歌を聞き続けるのは最初は少し恥ずかしかったりしますし、人に聞かせるのに抵抗があります。
そして歌がうまい人でも、収録にこだわると今度は本試験対策として遅れをとるという状態になります。
⑤友人と共有しやすい
自作の替え歌を他人と共有するというのはなかなかに難しいものです。人によって好きな曲が違うからです。しかし理論ソングブックで暗記を行えば、同じクラシックの曲で友人と一緒に暗記をすすめて、励ましあうことができます。
⑥原曲が手に入りやすく、カラオケになる。
クラシックの楽曲は著作権が切れていますから、かなり手に入りやすいです。しかも替え歌と異なり、原曲にたいていの場合には歌詞がありません。
つまり、カラオケとして原曲を使えるわけです。
⑦色で識別してある。
税理士試験ではときどき「消費税法上の規定を簡単に書け」や「相続税法上の規定を書け」という問題が出てきます。
そんなとき、暗記した条文が「施行令」だったか「施行規則」だったか、「措置法」だったか「措置法施行令」だったか、はたまた「本法」だったかが思い出せないというのはちょっと落ち着かない気分になります。
理論ソングブックでは、根拠法令の出典に応じてテキストの色を変えてあります。
例:本法⇒黒、施行令⇒青
といった具合です。
色の効果も利用して自然と記憶に残るように設計されています。
⑧条文がついている。
紙媒体でないので、いくらテキストを追加しても重くなりません。そこで関係条文をそのまま付加しました。(ネット上に公開されている条文本体へのリンクもついています。)理論暗記をおこなっても意外と条文を見ていないという受験生は意外といます。そして、見ていないがために惜しいところで合格を逃す受験生も意外と多くいます。
暗記するとともに条文を確認しておきましょう。
⑨サンプル版で文字を確認できる。
サンプル版ではテキストはほとんど収録されています。(歌が一部だけの収録になっています。)
条文と見比べて、信頼ができるものなのか確認できます。
⑩小分けで買うことができる。
買い求めやすいように、分冊にしました。価格も買い求めやすい価格にしてあります。
ためしに1冊買ってみたりできるわけです。ある部分は理論ソングブック、ある部分は自作の替え歌ということも可能なわけです。
すでに覚えているものは買うことなく、一部分だけ買うこともできます。
翌年以降も改正で追加された論点だけ購入すれば対応できます。
⑪2倍速、4倍速再生
速聴というものにどれほどの効果があるのかわかりませんが、一説には脳の回転が速くなると言われているようです。とりあえずニーズがあると思い、倍速再生できるように設計してみました。
⑫線もひいたり、コメントも付加できる。
ibooksアプリでは、マーカーで線を引いたり、さらにコメントを入力したりすることもできます。自分で理論ソングブックを強化していくことができるわけです。
⑬声が割とかわいい
自作の替え歌の場合、自分の声はたいてい気に入りません。しかし、理論ソングブックの歌声は意外とかわいいとよく言われます。もはや、「暗記する」というより「耳について離れない」そんな歌声です。
⑭iTune cardの特売情報によって安く購入できる。
amazon cardもituneカードもコンビニで購入することでカード決済せずにどちらの電子書籍も購入できるわけですがiTuneカードについては、結構な頻度でいろんな販売店で割引やポイント付加というものを行っています。
そうした特売情報をつかむことで、理論ソングブックも結果的に1,2割引で購入できるようになります。
「ituneカード 割引」で検索してみましょう。
⑮ミスは報告することで訂正される。
書籍に誤字脱字というものはあるものです。紙媒体の書籍でも出版社から正誤表が付加されたり、ネット上で情報が発信されたりしています。
電子書籍なのでその点では対応しやすくバージョンアップするだけで無料で新しいものをダウンロードできます。
⑯紛失がない
電子書籍はその書籍の権利を買います。紙媒体の書籍と異なり紛失することはありません。再ダウンロードを無料ですることができます。もちろんiPhoneを落とした場合には、iPhone自体は再購入しなければなりませんが。
⑰便利なマーカー、メモ機能
ibooksアプリは非常によくできており、付箋をつけたりマーカーを引くことができます。
しかも、目次からメモを押すとマーカーをしたところや付箋を付けたところが一覧表で出てきます。
ミスノートが自動的にできるというわけです。
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購入は下のリンクからもできます。